第二期第九講:おさらい/今後の発展や方向性のヒント
最後の授業は、原点に戻って八丁堀で行いました。
前半はおさらいをして、今まで学んできたことを時系列で整理していきました。
特に最初の時期の授業は、最初に聞いたときと授業や課題をすべて終えた後に聞くのとでは、だいぶ異なって聞こえたことでしょう。
授業のすべては互いに有機的につながっており、無駄なものはありません。
すべてのパーツをきちんと組み上げられるかどうかが、一人立ちしていく上でのポイントとなるでしょう。
ウィークポイントは人それぞれ異なると思いますので、各々自分の強み、弱みを認識して、日々改善し進歩していきましょう。
自動売買に関しては、プロジェクトチームが頑張ってくれたのでさらりと流しました。
今後の発展としては、当面は225先物にこだわってやっていってもらいたいです。
ひとつのことに精通した人間は、他の領域でもその本質をすばやく理解できます。
羽生義治とイチローが対談にてすぐに通じ合えるような感じです。
いろんなトレードスタイルを目にすると、そちらの方が儲かりそうな気がするもの。
特にドローダウンの時期などでは、その苦しみから逃げたいでしょうからなおさらです。
そこで歯を食いしばって踏ん張りきれるかが勝負どころです。
幸い、OB会にも一期を含め多数の卒業生が参加してくれましたので、お互いにちょっとずつ知恵を出し合って前進していけると思います。
もちろん、最後の決断は一人なのですが、同じ方向性に向かって共に歩んでいける仲間がいることは、そのひと踏ん張りを支えてくれる力となるでしょう。
私も含めて、末永くよい仲間でありたいですね。
授業の後は卒業の宴です。
この授業を通じて伝えたいメッセージを相田みつをの書に乗せて全員に手渡しました。
このことばを胸に、日々精進していってください。
さて、手書きチャートの会をあわせると3ヶ月のトレードスクールが終了しました。
恥ずかしながら、このトレードスクールが純粋に自分のやりたいことを体現した始めての経験なのです。
仕事においては多数のプロジェクトメンバーとの協業になり、必ずしもやりたいことばかりではありません。
プライベートにおいても、私からなにがしかの価値を提供したと胸をはれるものなどおそらく何もなかったでしょう。
その点、このトレードスクールはとても小さい活動ながら、100%自分のやりたいことで、十分な価値を他人に提供できたと実感できるものでした。
自分探しなど特段しなくても、こういう小さな、しかし純度の高い時間の積み上げが、自分をあるべき方向に導いてくれるのだと思います。
自分がどこへ向かうべきかを悶々と考えるよりも、自分の心に殉じた一歩を踏み出せば、振り返ってそれが正しい方向になるのでしょう。
最後に、横道にそれて時間配分がいつも悪い私の授業を根気よく聞いてくれた12人の生徒のみんな、裏方でアシスタントをしてくれたS女史、生徒や私にたくさんの刺激を与えてくれたHighFAIのメンバー、カリスマトレーダーS氏、現役ディーラーのT氏、そして今でも腐れ縁で私と関わってくれる1期のメンバー、みなさんに感謝いたします。
本当にありがとうございました!!
(第二期 完)
【授業内容概略】
■おさらい
・目標設定
・3色ボールペン活用術
・収益化の仕組み作り
・データと情報
・認識のゆがみ
・因果と相関
・先物取引
・確率的思考法
・基礎分析
・システム構築
・オプション/サヤ取り
・システム運用
■自動売買
・手作業のルーチン化
・手作業の半自動化
・完全自動化
■今後の発展や方向性のヒント
・基本環境/帰るべき場所
・システム合成
・構築法変更
・オプション
・サヤ取り/ツナギ売買
・異銘柄システム
・時間軸(帯)変更
・ランテスト
【KonSin】