TradeSchoolレビュー

2009年06月21日

第三期第五、六講


090621


カリキュラムどおり、第五講でシステム構築用のエクセルファイルを生徒と一緒に作成し、第六講で運用に向けた準備と積み残し事項の解消を行いました。

エクセル操作に慣れていない生徒は、数式の入力についていけずに、第五講ですべての作業を完了できませんでしたが、第六講までには生徒間で協力し合いながら全員が自分が運用するシステムを構築できる環境が整いました。

システム構築のパラメータいじりは楽しいですが、そこはあまり本質ではないので、授業で示した制約条件とガイドラインを守りながらそれなりのもができていればそれでよいです。
損益の安定を放棄しろということではなく、現段階では収益の柱であるデルタのシステムが長期的にみて利益が上がることを認識することです。
その後に、損益を安定させる方法をいろいろと教えますので、あせらずひとつひとつ技術を積み上げていくことを心がけましょう。

第六講では第二期の生徒の一人で、自動発注ツールを開発したTさんに、三期向け自動発注ツールの使い方の解説とデモンストレーションを行ってもらいました。

ツールはエクセルベースで誰にでも使えるもので、朝システムどおりのパラメータを入力しておくと、最終決済まで自動で行ってくれる優れものです。

発注作業はそれほど難しいものではないのですが、昼休みや引け間際に毎日携帯やパソコンをいじるというのは、普通の社会人には結構負担になるものです。
仕事中は仕事に集中して質の高いアウトプットを心がけるべきなので、そういう意味でこのツールはシンプルながら非常にありがたいモノだと思います。

ということで、Tさんおよび他の3人開発メンバーのみなさん、ありがとうございました。
第四期でも是非力を貸してくださいね!

さて、とりあえずシステムを運用するまでの一連の授業は終了しました。
今後は一週間おきの授業となりますので、システムの運用をライフスタイルに無理なく組み込むためのルーチンをしっかりと確立しましょう。

あと、次回は損益安定化の本命技術であるオプションの授業なので、基本的な用語や損益曲線などは理解して臨んでください。
”ベガとは”みたいな基本事項はさらりと流して、今皆さんが運用しているシステムを滑らかな右肩上がりにする、原理原則に基づく合理的な戦略を時間が許す限りお話しますので、しっかりついてきてください。
また、三期オリジナルの戦略も披露しようと思いますので、お楽しみに。


【KonSin】


2009年06月07日

第三期第三、四講


この時期になりますと、トレードスクール生もみんな打ち解けた雰囲気で仲良くコミュニケーションが取れるようになってきました。
なんだかんだで、毎週授業後は大半の生徒が集まってトレードとパチンコの話を肴に楽しく飲んでいます。

確率的思考法のトレーニングは生徒間でのパフォーマンスに早くも差が出てきました。
期待値がプラスの同じシステムを伝授しても、結果に相当の開きが出ることには、毎度のことながら非常に興味をひかれます。

第三期まできたので、事前に結果を出せる生徒かどうかを自分なりに想定していました。
トップは案の定パチプロの生徒でした。
しかも、たった一週でゲームの特性を理解し、私が教えたシステムを超えるシステムを簡単に構築していました。

”この生徒は厳しいかな”と思っていた生徒が意外と飄々と結果を出していたので、そこは意外でしたね。
その思考法をそのままトレードにスライドしてくれれば、きっと結果がだせるようになるでしょうから、横道にそれずに素直に授業についてきてください。

このトレーニングに使っているゲームは、シンプルですが”勝つシステムを構築する”とはいかなることかを考えさせてくれる深いゲームです。

私の教えたシステムを無批判に運用するだけではまだ2流。
きちんとゲームのルールを理解し、そもそものルールや環境に不利があるならそこからは逃げ、有利ならばそこに資金や時間をたっぷりさらすこと、これで1.5流。
そして1流は、ルールとして明文化されていない行間の意味を自分なりに解釈し、その間隙に収益を生むシステムを見出すことができる者です。

本当に勝つ仕組みを作り上げたいのなら、何が何でも結果を出す気概を見せてください。
目指すべきは私の劣化コピーではないので、王道を進みながらもきちんと自分をくぐらせて(三色ボールペンの緑)これからの授業を消化してくださいね。

卒業生も、もう一度トレーニングに参加してみて初心を取り戻してみましょう。
今は3期生がたくさんルームにいるので、場の戦いはシビアになっていると思われますので、そこでも自分の技術で勝ち抜けるかを試してみるのもまた楽しいと思います。


あと、次回はHigh FAIメンバーとの座談会です。
みんな気さくでありながら全員がしっかりとした技術を持っていますので、遠慮せずにいろいろとトレードに関する疑問、質問をぶつけてみましょう。
問題意識をしっかり持っていれば、きっと充実した時間になるでしょうし、お酒もおいしく飲めるでしょう。

それでは、トレードスクール後半戦、気合を入れてまいりましょう!


【KonSin】


2009年05月24日

第三期第一、二講


090524

トレードスクールも三期に入りますが、講義内容は8割方同じなので、今回は第三期に特徴的な内容をにこいちで報告していきたいと思います。

第三期生は事務的な手違いなどもあり、一人増えて結局7名となりました。
あと、第二期生のアシスタントをしてくれている方には時間のあるときには参加してもらうようにしていますので、授業自体は7〜8人を相手に行っていきます。
(二人組で行う作業もあるので、偶数の方がやりやすいんです。)

今回の生徒の中にはトレードの経験がない人もいますが、逆にそういう人の方が余計な(不必要な)知識がない分、経験者よりも早く技術を習得できるかもしれないという期待があります。
リチャード・デニスのごとく、良質な素材を一人前に育てていく醍醐味も味わえるスクールになりそうです。

内容は8割方同じといっても、自分自身もこの2年でいろいろと経験し成長している部分もあるので、なんとか回を重ねるごとに厚みのある授業にできるようにがんばっているところです。
とはいえ、最近本業をやっていないことによるプレゼンの絶対数が少ないせいか、年のせいかわかりませんが、授業をしていてピンポイントでの切れ味のいいひとことが出にくいことがあります。

私のプレゼンスタイルは、アウトラインだけパワポに記述して、あとはその場で出てくる言葉に身を任せるという感じで、要点さえはずさなければ、その他の切り口は自由にしています。
(したがって、資料は同じでもしゃべっていることは半分以上違っていたりします。)

授業において大切なことは、少数の大切なメッセージを生徒の中にグサリと差し込むことであり、そのためには生きた言葉を気迫を持って表現することが必要だと考えています。
枝葉末節の字面を正確に追うのではなく、荒くても魂のこもったメッセージを生徒に叩き込む、そんなイメージです。

もちろん、最低でも授業の3日前にはプレゼン資料を完成させて、その資料を常時持ち歩き、何をしゃべるかを事前に脳内リハーサルを行ってはいます。
(気がつくと電車の中でブツブツ言っていることも・・)
しかし、やはり実践の数が少ないことにより勘どころをうまく突けないこともあると自覚しています。

ということで、現在の私の弱点も踏まえた上で、生徒には私から大切な要素を無理やり抽出してしまうくらいの姿勢で授業に臨んでください。
カウンセリングの時間をどのように使うかも事前に考えてきたり、授業の後の飲み会でも会話に無理やり入ってきて質問するくらいでいいですよ。
(私の飲み会での興味はパチプロの生徒の立ち廻りにあったりするので、黙ってるとシストレのことは聞けないかと・・。ちなみにパチンコ実践講座の講義を依頼中です・・。)


追加情報としては、スクールとOB会のコミュニティには書きましたが、事前予告していたシステムトレーダーN氏のリクルートが成功しました。
アシスタントとしっかり準備して熱意を持ってお願いしたところ、快くOKしてもらえました。
今年は怒涛の書籍出版を行うなど、一番ノリにのっているシステムトレーダーであり、かつ非常にクレバーな方です。

例のごとく、私と面識があり彼の講義を聞いてみたいという方はメールをください。
後日詳細をご連絡します。
(日程は7月18日(土)午後です。)
講義の後の懇親会にも参加予定ですので、近くに陣取って直接いろいろとお話を聞くのも良いでしょう。


では、生徒の皆さん、常に前かがみの姿勢で授業に臨んでください!


PS.画像は第二講での第三期オリジナル教材(2008年有馬記念)です。
  その心を知りたい方はお会いしたときにでも聞いてください。
  (もちろん自分なりの答えを考えておいてくださいね。)

【KonSin】



2009年04月26日

第三回トレードスクール申し込み結果


4月26日(日)でスクールの申し込みを締め切りました。
結果は、6名の参加となりました。
手書きチャートの会参加が11名でそのうち5名が参加、+別ルートで1人という感じです。

第二期のコンバージョンレートを元に、”8人くらいかな?”と思っていたので少しビハインドでしょうか。
しかし、第一期は手書きチャートの会で実質20名中5名(+知り合い3名)だったので、ちょうど第一期と第二期の真ん中くらいの割合と考えれば妥当でしょう。

それにしても、やはり自分をシビアに評価されるこの一週間は落ち着きませんでしたね。
いろんな条件を突きつけておきながら、やはりたくさんの人に参加してもらいたいという矛盾した思いの中での合格発表待ちでした・・。

”この人は意識も高いし素直そうなので鉄板かな?”と思った人が参加を見送ってきたりすると、”むむ・・何でだろう?”とちょっと考えたりもします。
まぁ、それが私の今の客観的な評価なのでしょうから、その現実はしっかりと受け止めて、次回にいかしていこうと思いますし、逆にトレードスクールを最高のクオリティにしようというモチベーションに転化しましょう。

さて、スクールの方ですが、今回は人数が少なく初心者の割合も高いので、個別の課題をスクールの中で消化していくようなこともできるかなぁと考えています。
初心者ならではの課題と深い取り組みをしてきたがゆえの課題の両方をテーブルに並べることで、初心者は後の課題を認識し、取り組みを行ってきた人は初心に戻れる、そんなシナジー効果を生み出せないかと検討中です。

私から生徒への縦の流れと、生徒と生徒の横の流れを強化することで、四方からシストレ力を強化していきたいですね!
そのためには、生徒同士の相互扶助や良い環境を作っていこうという意識が必須となりますので、自分だけが抜け駆けしようという考えではなく、共に技術を向上させていこうというよき連帯感を期待しています。

先物取引は厳然たる経済行為であり、需要と供給の適切なバランスを保つことに寄与したものに適切な報酬が与えられる世界です。
したがって、今社会から自分に何が必要とされているかを敏感に感じられる人間こそ、厳しい相場の世界で生き残っていけるはずなのです。

スクールに参加されるみなさん、5月16日に向けて、チャートをしっかりと書きながら意識を高めておいてください。
その意識さえあれば、私の全身全霊のエネルギーと相まって、最高に充実した時間を過せることを保障いたします。


【KonSin】


2009年04月19日

第三回手書きチャートの会


近代的な都市開発が進んだ勝どきにて、第三回目の手書きチャートの会&トレードスクールオリエンテーションを開催しました。

まぁ、なんというか、私もモチベーションを落とすことなくこういった活動をやっているものだと感心します。
これもひとえに、1期、2期が楽しかったからということに尽きますし、何よりトレードそのものがいろんなことを教えてくれる、そういったことも原動力になっているのでしょう。

さて、今回はなんだかんだで手書きチャートの会の出席者は11人。
加えてアシスタントとして2期生の生徒がお手伝いをしてくれました。

やること、話すことはいつもと変わらないので特筆すべきことはありません。
それだけに緊張感がなくなることを恐れ、前回同様配布資料に多少の変更を加えた以外は、ぶっつけで頭に浮かんだことをとりとめもなくしゃべっていきました。

何も加えず何も減らさず、今の素の自分をきちんと見せることが、よい学習環境を作っていく上では重要なんだろうと。
素の私を見て期待はずれだった人はスクールに来ないでしょうし、またブログだけの情報で過度の期待をされて来られても、そのギャップに違和感をおぼえると思います。

手書きチャートの会終了後の懇親会でも同様に、まぁ気の向くままに会話をしていたと思います。
一応自己紹介を仕切ったりなど、役割は果たしながらでしたが。

今回もいろいろと面白い人達がいるみたいなので、逆に私が新しい刺激を与えてもらえるのではないかと楽しみにしています。
人数も1期に近い1桁に収まりそうですし、生徒と私あるいは生徒間のコミュニケーションも密にもっていけると思います。

人間は現段階での進化の最先端にいる動物であり、それを規定するのは何をおいても知性。
生命が進化を望むのなら、その知性に訴えかけられることが最高の楽しみでしょう。
よって、”学ぶことを楽しむ”、そういった環境を作るべく今から構想を練っていきたいと思います。

スクールに参加される皆さん、どうぞよろしくおねがいします。
(あ、まだ現段階で規定人数の申し込みに達していないので、開催見送りの可能性もありますけどね。)

【KonSin】


2009年03月22日

第三回トレードスクール定例会


去る3月14日(土)、小雨の降る中の浜松町にて第三回目の勉強会を開催しました。

題目は下記の豪華な3本。
・理論株価の計算方法(MBA帰りの私の友人T君)
・NLPワークショップ(大手電器メーカー勤務のI氏)
・板読み入門(学生のT君withおかもさん)


最初は、私が昔ベンチャー企業で働いていた頃、一緒にプロジェクトを回していた戦友T君です。

そのベンチャー企業でいろいろと政変が起こっていたタイミングで、私は会社を辞めてフリーになり、彼はアメリカでMBAを取得するために同じく会社を辞めて勉強に取り組みはじめました。
勉強だけでなく、金銭的、言語的なコミュニケーションなど色々と大変な中できちんとMBAを取得して帰国してきた彼のような優秀な友人を持てたことは、一生の財産です。

話としては、企業価値を評価する3つのアプローチを用いて企業価値を算出し、そこから理論株価に落とし込む流れを解説してもらいました。
フリーキャッシュフローの見積もりなどはさすがにすんなりとは理解できませんでしたが、言わんとすることは大体理解できました。
最後にヤクルトを題材に、現在の理論株価を算出してもらいました。

彼も言っていましたが、現実的には理論的な企業価値はパラメータにどのような値を入れるかでいかようにでも変わります。
ただ大事なことは、現実的にそういったモデルを用いて企業の価値を計って投資や買収の基準としている主体の影響力は大きいわけで、したがって、その基準自体が企業価値を決めるという逆算的現象も起こりえます。

最終的にはビジネスモデルを主体とした実質的な企業価値に収束すると考えるのならば、きちんとモデルを知っておくことで、その乖離を取りに行くための戦略を構築することも可能かもしれませんね。


2番目は精神世界のエキスパートのI氏にNLPの基本的な考え方を解説していただき、実際に実習を行いました。

自分自身をコントロールするためには、まず自分自身を知る必要があります。
その上で、客観的な認識と、その認識によって起こる反射を意識的な反応に変換することで、無駄なストレスを溜め込まないようにすることはシステムトレードでも非常に重要な要素となります。
最後に、24時間以内に起こった良い出来事を話して、みんなでそれを温かく受け入れるという”GoodNows”実習を行いました。

自分がうれしくなる出来事というのは身近にたくさんあるものです。
でも、意外と見過ごしていることが多い。

そこで、アウトプットすることを習慣とすることで、意識的に人が自分にしてくれる小さな親切などに気づくことができ、周りの人への感謝の気持ちを持つことができるようになります。
すると、人の悪い部分ではなく良い部分を見るようになり、普段の人間関係も円滑なものとなると思います。

短い時間でしたが、新しく自分の意識を見直すきっかけとなりました。


最後はおかもさんに色々アドバイスを貰いながら、学生のT君が板読みを解説してくれました。

まず、統計的に有利な状況を基礎分析によって把握し、それに板読みの技術を加えることで、より有利な売買を目指すという考え方です。

分足などは無料でダウンロードできるサイトなどがありますので、自分でいろいろ検証してみるといいでしょう。

板の変化などは、これもダウンロードできるサイトがありますので、そちらでダウンロードするか、自分で画面を録画して入手しましょう。
(録画ツールもフリーでありますので。)

板には人間の心理から需給関係まで様々な情報が詰まっています。
こういった技を極めたい人は、少数の基準や見るべきポイントを絞ってスキルを磨いていきましょう。
ただ、大事なことはトレーニング中はポジションを持たないということです。
寄り引けのシステムのポジションであっても、例えば売り玉を持ったままだと板を中立に見ることはできなくなりますので注意です。

終り10分くらいで、専業のおかもさんからちょっとした板読みのヒントを頂きました。


毎回最低でも5万円は受講料をとっていい充実した内容でありながら、講師の皆さんは無報酬です。
利害のつながりではなく、お互いに時間とスキルを共有することに楽しみを感じる非常に良い環境だと思います。

そして、これは必然かもしれませんが、みんなが各々の分野で卓越した技術を持っています。

当初、3回で一休みの予定でしたが、すでに4回目の企画も進んでいますので、とりあえずスクール3期の卒業でいったん区切って、3期OBも含めたOB会を立ち上げようと思っています。

しばらくご無沙汰のスクール生も気が向いたらいつでも連絡ください。
私のトレードスクールを卒業した生徒は、私の一生の宝ですので。


【KonSin】


2009年01月18日

第二回トレードスクール定例会


1月10日、トレードスクール生にはおなじみの八丁堀にて第二回の定例会を開催しました。
アメリカから帰国した私の友人など部外の人も数名参加しての熱気のある会となりました。

発表内容は下記の3つ。

・データマイニングアドバンス(KonSin)
・株式サヤ取り/マーケットフォロー戦略(第一期生で元SEのY氏)
・信号処理技術のトレードへの応用(第一期生でオーディオ研究者のT氏)

最初は私で、ブログの内容を実際のツールを使って実演を行い、手法や分析のポイントなどを解説。
今回は結構その場のノリで話してしまいましたので、後でやんわりいろんな人にツッコミを入れられてしまいました・・。

次が株式サヤ取りの話。
トレードスクールではちょっとしか触れていなかったサヤ取りを、既存の書籍の内容を元に検証してもらいました。
株の場合は銘柄が多いため、的確にサヤを抜き続けられるのであれば強力な分散効果が得られます。

ただ、その分実際のオペレーションが煩雑になるので、データの収集や売買指示、発注処理などは自動化しなければ難しいでしょう。
その点、今回は元SEの生徒だったので、エレガントにそのあたりは処理していました。

自分の強みを生かすという意味で、取り組みの方向性としては良いと思います。
是非頑張ってください!

最後は信号処理のプロフェッショナルの生徒に、論理的かつ正しい移動平均の使い方を話していただきました。
多くのトレーダーは気軽に移動平均を用いますが、そもそもの思想や目的、そして限界を理解していないでしょう。
私も移動平均を使わないせいか、あいまいな部分がありましたので、今回の話は大変参考になりました。
さらに、A/D、D/A変換のプロセスのシステム構築という一般化された話への展開はさすがでした。

トレードスクールではなかなか見えませんでしたが、生徒各自の能力はおどろくほど高いです。
まだまだこのメンバーの潜在的能力は底が見えていないので、今後が楽しみですね!


次回は3月、内容はまだ未定ですが、私の友人によるアメリカMBA仕込みの”企業現在価値評価方法”や旧HighFAIメンバーとトレードスクール生のコラボによる”板読みの技術”などが候補となっています。

例のごとく、私やトレードスクールOB生と面識があり、勉強会に興味のある方はコンタクトを取ってみてください。
社会常識があり、前向きに学びたい人であれば歓迎します。

では、次回の定例会でお会いしましょう。


【KonSin】


2008年11月23日

第一回トレードスクール定例会


11月22日、人形町にてトレードスクール生による第一回目の定例会を開催しました。
半年の期間に2ヶ月に1度、卒業生を3つのグループに分け、各々のグループが題目を考えてプレゼン、ディスカッション&飲み会(+個別カウンセリング)をやるという感じです。

トレードの分野では私が先生ですが、それ以外の分野では私が生徒でスクール生が先生という立場になります。
トレードを軸にお互いに強みを出し合って切磋琢磨できる、私が求めていた良い環境が体現できてうれしい限りです。


出席者は、スクールOBとその知り合いなど合わせて20名弱。
今回の題目は、VBAの初級と、中級(データ収集)のためのプログラミング講座でした。
発表者は現役のプロのプログラマーということで、基本でありながら痒いところに手が届く内容に仕上がっていました。

VBA初級講座では、データの型など、私のような我流のプログラムを組む人間にとってはおざなりになりがちなところだったので、きちんと基本を抑えなければと思いました。
中級講座では、私が使っているUWSCよりもスマートにデータを収集できるようで、プログラムとしても堅牢であろうと感じました。

ということで、いつかVBAもやりたいと思いながらも先延ばしになっていましたが、今回の勉強会に触発されて、重い腰を上げようかと思います。


勉強会が終わった後は、新鮮な魚料理をみんなで堪能しました。
この大相場で卒業生の損益はかなり明暗が分かれたみたいですが、まだまだ技術の優劣を評価できる時間は経過していないので、現在の結果に一喜一憂せずスクールの基本に立ち返ってしっかりとした土台を築いていきましょう。


次回(1月10日予定)は私を含めた3人で、下記のような内容を予定しています。
(題目は仮名。内容はこれから詰めていきます。)

・データマイニングアドバンス(KonSin)
・信号処理技術のトレードへの応用(第一期生でオーディオ研究者のT氏)
・株式サヤ取り(第一期生で元SEのY氏)

とりあえずクローズドの勉強会ですので一見さんは難しいですが、私や卒業生と面識があり勉強会に興味のある方は、私かスクール生にコンタクトを取ってみてください。
信頼の置ける方であればウェルカムです。


それでは、まだまだ難しい相場が続きますが、日々こつこつと技術を積み上げてまいりましょう。


【KonSin】


2008年08月31日

第二期第九講:おさらい/今後の発展や方向性のヒント


最後の授業は、原点に戻って八丁堀で行いました。

前半はおさらいをして、今まで学んできたことを時系列で整理していきました。
特に最初の時期の授業は、最初に聞いたときと授業や課題をすべて終えた後に聞くのとでは、だいぶ異なって聞こえたことでしょう。

授業のすべては互いに有機的につながっており、無駄なものはありません。
すべてのパーツをきちんと組み上げられるかどうかが、一人立ちしていく上でのポイントとなるでしょう。
ウィークポイントは人それぞれ異なると思いますので、各々自分の強み、弱みを認識して、日々改善し進歩していきましょう。

自動売買に関しては、プロジェクトチームが頑張ってくれたのでさらりと流しました。

今後の発展としては、当面は225先物にこだわってやっていってもらいたいです。
ひとつのことに精通した人間は、他の領域でもその本質をすばやく理解できます。
羽生義治とイチローが対談にてすぐに通じ合えるような感じです。

いろんなトレードスタイルを目にすると、そちらの方が儲かりそうな気がするもの。
特にドローダウンの時期などでは、その苦しみから逃げたいでしょうからなおさらです。
そこで歯を食いしばって踏ん張りきれるかが勝負どころです。

幸い、OB会にも一期を含め多数の卒業生が参加してくれましたので、お互いにちょっとずつ知恵を出し合って前進していけると思います。
もちろん、最後の決断は一人なのですが、同じ方向性に向かって共に歩んでいける仲間がいることは、そのひと踏ん張りを支えてくれる力となるでしょう。
私も含めて、末永くよい仲間でありたいですね。


授業の後は卒業の宴です。
この授業を通じて伝えたいメッセージを相田みつをの書に乗せて全員に手渡しました。
このことばを胸に、日々精進していってください。


さて、手書きチャートの会をあわせると3ヶ月のトレードスクールが終了しました。
恥ずかしながら、このトレードスクールが純粋に自分のやりたいことを体現した始めての経験なのです。
仕事においては多数のプロジェクトメンバーとの協業になり、必ずしもやりたいことばかりではありません。
プライベートにおいても、私からなにがしかの価値を提供したと胸をはれるものなどおそらく何もなかったでしょう。

その点、このトレードスクールはとても小さい活動ながら、100%自分のやりたいことで、十分な価値を他人に提供できたと実感できるものでした。
自分探しなど特段しなくても、こういう小さな、しかし純度の高い時間の積み上げが、自分をあるべき方向に導いてくれるのだと思います。
自分がどこへ向かうべきかを悶々と考えるよりも、自分の心に殉じた一歩を踏み出せば、振り返ってそれが正しい方向になるのでしょう。


最後に、横道にそれて時間配分がいつも悪い私の授業を根気よく聞いてくれた12人の生徒のみんな、裏方でアシスタントをしてくれたS女史、生徒や私にたくさんの刺激を与えてくれたHighFAIのメンバー、カリスマトレーダーS氏、現役ディーラーのT氏、そして今でも腐れ縁で私と関わってくれる1期のメンバー、みなさんに感謝いたします。

本当にありがとうございました!!

(第二期 完)


【授業内容概略】
■おさらい
 ・目標設定
 ・3色ボールペン活用術
 ・収益化の仕組み作り
 ・データと情報
 ・認識のゆがみ
 ・因果と相関
 ・先物取引
 ・確率的思考法
 ・基礎分析
 ・システム構築
 ・オプション/サヤ取り
 ・システム運用

■自動売買
 ・手作業のルーチン化
 ・手作業の半自動化
 ・完全自動化

■今後の発展や方向性のヒント
 ・基本環境/帰るべき場所
 ・システム合成
 ・構築法変更
 ・オプション
 ・サヤ取り/ツナギ売買
 ・異銘柄システム
 ・時間軸(帯)変更
 ・ランテスト


【KonSin】


2008年08月24日

第二期第八講:特別講師の講演


お盆休みを挟んでの第八講は、磯の香り漂う築地にて開催しました。

午前中は、第一期生に対してシステムの構築やオプションの活用法など、第二期でブラッシュアップした内容をレクチャーしました。
その後、彼らの現状と課題を各自発表してもらい、共にディスカッションを行いました。

第一期終了後、少々相場つきが変化したためか、試行錯誤している生徒が多かったです。
面白いアイデアを披露してくれる生徒もいましたが、まだまだ確信を持って運用できている状態まではもう少し時間がかかりそうです。

第二期生と合わせてOB会も発足させますので、彼らとの関係性の中で自分の立ち位置を適宜修正しながら、あるべき方向へ向かってステップアップしていきましょう。


午後は、まず自動売買チームの方からエクセルによる自動売買ツールVer1.0のリリース発表を行ってもらいました。
朝に設定と売買ボタンを押すと、すべて完了するシンプルですが、しっかりとプロのコーディングとテストを経たツールに仕上がっています。
生徒の多くはサラリーマンや事業主など、昼間は仕事に集中しなければならない人達なので、非常に有用性が高いでしょう。


その後、メインディッシュである現役ディーラーT氏の講演です。
T氏はあまり表立って活動している方ではなく、かつ人前で話すのも10年ぶりとのことで、このスクールでしか彼の話は聞けないという、超プレミアム講演となりました。

T氏自身のファンドマネージャーやディーラーという経歴の流れに乗せて、各時代時代において使用していたトレード手法/システムを披露していただきました。

クローズドの講演だったせいか、かなりシステムの中身に関しても踏み込んだ内容をお話してもらえて、直接活用できそうな方法や事例が満載でした。
私自身も思考のエアポケットにすっと入ってくる言葉が多々あり、もう一段上のトレーダーへ向けてステップアップできそうな気がする内容でした。

高いスキルを持つシステムトレーダーに共通することとして、とにかくはまりこんだら周りが見えなくなるほど分析し倒す姿勢があります。
私も今でも夢の中でアイデアを思いつき、夜中布団から這い出てシステムの検証や銘柄の特性分析をやったりしています。
T氏もその高度なスキルを支えるものは絶対的な分析量であり、なにより分析作業が好きだということです。

スクール生もT氏の話を聞いて、これほどの相手と対峙していることを知ることで、より胸襟を正して相場に臨むことでしょう。


講演の後は(築地なのに)九州料理の店でT氏を囲む会とあいなりました。
少し遅れてHighFAIのメンバーも参加し、前回参加できなかったOrdさんは自動売買チームのテーブルに座って1秒で馴染んでいたようです。
1期生にもプログラマーがいますので、みんなでよいシナジー効果が生まれるとよいですね!

T氏もHigh FAIグループに無理やり引き込んで、お互いに少しの知恵と労力を出し合って、大きな価値を創造し教授しあえる場を創る、そんな環境ができそうな予感がした1日でした。


【授業内容概略】
■1期生反省会
 ・システム構築/オプション活用の追加レクチャー
 ・現状、課題報告およびディスカッション

■特別講師による講演

■宿題
 ・課題図書の読了と要点整理(1冊)
 ・手書きチャート(1週間分)
 ・確率的思考法トレーニング(70ゲーム)
 ・システムの運用


【KonSin】


自己紹介
【KonSin】
担当:Let'sシステムトレード
    シストレAppendix
    Brush!マイニングセンス
    Enjoy!データマイニング
    RecommendForトレーダー
    TradeSchoolレビュー
 理科系大学院にてパターン認識の研究に従事。大手電機メーカー就職後ベンチャー企業に転職、後に独立。個人事業主としてデータマイニングを武器としたマーケティング、BPRコンサルティング事業を展開。その定量分析のスキルを応用し、厳格なるシステムトレードにて資産を運用。より本質に迫るシステムの構築とそれを運用できる自己の鍛錬に余念がない。


【徒霊田】 (卒業)
担当:三次元のマーケット分析

【おかも】 (卒業)
担当:新興市場レター

【Ord】 (卒業)
担当:空気のようなシステムトレード

【Token】 (卒業)
担当:サイコジカルトレード分析





たまには見知らぬ誰かのために
ほんのちょっとだけ動いてみる
きっとそれは最高に贅沢な時間