シストレAppendix
2009年01月04日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(5)
2008年12月28日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(4)
2008年12月21日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(3)
2008年12月14日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(2)
2008年12月07日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(1)
一般的な考え方としては、システム改良=パフォーマンス改良となるのが普通です。
ここでいうパフォーマンスの評価項目としては、例えば下記のようなものが考えられるでしょう。
・勝率
・平均損益
・最大損失(利益)
・最大ドローダウン
・最大フラット期間
・プロフィトファクター
・シャープレシオ
・損益レシオ
・損益の標準偏差
・累積損益曲線に対する単回帰直線の決定係数
・(売買回数)
・(インデックス比較?)
などなど。
そして今回運用を開始した改良システムは、これらの項目で評価した場合、ほとんどの項目でパフォーマンスは低下していると思われます。
(私はこういう評価をあまりしないので想定ですが、ほぼ間違いのないところです。ドローダウンなどは目で見て深く大きくなっています。)
すなわち定量的なパフォーマンスに関しては”改悪”です。
したがって、これまで2年以上続けてきた”毎月利益を出す”ことを能動的に放棄することになりました。
(左のプロフィールも書き換えないと・・。)
では、なぜこんな無意味で不毛(に見える)なことをするのか?
以前にも少し書きましたが、改めて私の考えをまとめてみることにしましょう。
(つづく)
【KonSin】
2007年11月30日
あるべきトレードシステムの探求(6)
この段階は私も現在模索中なので、自信を持ってその正しさを語れるわけではありません。
ただ、損益曲線が滑らか過ぎている現在の状況に慣れてしまうと、いづれ来るであろう他の人には耐えられるそれなりのドローダウンに心理的に対応できなくなるのではないかという一抹の不安があります。
なので、極限までパラメータを絞り込んで普段から少しきつめの負荷を自分に与えておいた方が、長期的にはメリットの方が多いと考えています。
市場からのプレッシャーを適度に感じながらその状況に自分の体がどのように反応するかを客観的に捉え、それに対しての対応策を考え続けながら心理的に適度な揺らぎを与えていく、そんなイメージです。
これは個人トレーダーの特権ともいえます。
自己売買のディーラーは最低でも毎月利益をあげなければならないでしょうから、月次で利益の上がらないことがわかっているシステムは採用できないと思います。
また、ファンドマネージャーはチームで動いていたり他人の巨額のお金を預かっている以上、彼らに対してパフォーマンスが明らかに落ちる運用方法を説明しきれないでしょう。
現在、システム移行の準備を進めていますので、来年は今年よりももがきながらのシステム運用になると思います。
そして、その心理的なゆらぎを楽しめるようになったとき、完成されたシステムトレーダーになった実感が沸くような予感がしています。
ということで、この段階には『諸行無常』とでも名づけておきましょう。
(完)
【KonSin】
2007年11月23日
あるべきトレードシステムの探求(5)
4の珠玉選別の段階を経てしまうと、この本質理解に到達するのは時間の問題だと思います。
なぜなら収益ドライバというのは各々が独立に存在しているわけではなく、相互に関連性を持ちながら利益を創出していくものだからです。
したがって、ひとつの収益ドライバが本質を突いているのであれば、芋づる式に多数の収益ドライバに到達することができるでしょう。
よって、ここでの焦点はシステムの最適化ではなく、システム間の組み合わせ最適化となります。
とはいえ、この段階まで到達するまでにしっかりとした分析がなされているはずなので、最適な組み合わせとはいかにあるべきかも薄々感じているはずです。
(もぐらたたきのごとく、ひとつのシステムがへこんだらひとつのシステムが頭を出し、トータルで利益が出る関係が理想です。ただし、その関係に明確な合理性がないと運用に不安を覚えると思います。その確信を得るにはもうひと工夫必要になるでしょうけれど。)
あとは、自分自身の心理的効用関数との折り合いをつけながら、穏やかな気持ちで着実に、そして現実的な利益を粛々と積み上げていきましょう。
(つづく)
【KonSin】
2007年11月16日
あるべきトレードシステムの探求(4)
データをある程度自在に操れるようになると、よりパフォーマンスのよいシステムの構築にチャレンジするようになります。
勝率、平均損益、連続負け数、プロフィットファクター、損益レシオ・・。
あらゆる評価項目を鑑み、可能な限りの手段を用いてすべてのパラメータを最適化したくなるのは人間の性というもの。
しかし、実際に運用してみると想定よりも格段に低いパフォーマンスしかえられず、さらにその時点までのデータを用いて最適化するも、再度の実運用ではまたもや思ったようなパフォーマンスが得られず、さらに最適化・・・といった負のスパイラルに陥ることでしょう。
この状態から抜け出ることは容易ではありませんが、この段階を経ていくこともまたシステムトレーダーには必要なこと。
真の最適化とはデータをいじることだけからもたらされるのではないという気付きに到達できれば、このシステムトレーダーにおける最大のボトルネックを飛び越えられることでしょう。
ちなみに機械学習の世界では、過学習を過度な最適化と同じニュアンスで使うことから、それにかけてみました。
4.珠玉選別
相場の本質を捉えた収益ドライバを見出すには、なかなか一人でデータと格闘するだけでは難しいものがあります。
多くの書に触れ、多様な情報を吸収し、そして多彩な人達に出会う。
もちろん質の差はありますが、質の低いものを必要ないと判断するためには、ビンからキリまで触れておくことが大切です。
特に、これはと思える人物に出会ったのなら貪欲にアプローチしてみるのもいいでしょう。
数は少なくとも、きっと一生の財産となる知識が得られると思います。
この世界は特にホンモノは表に出てきにくいものですから、一度の出会いを逃さずモノにすることです。
(ただし、知識の豊富さや語り口のうまさがトレーダーとしての実力とは必ずしも比例しないので、その選別は難しいですけれど。)
【KonSin】
2007年11月09日
あるべきトレードシステムの探求(3)
この段階をシステムトレーダーと呼ぶかどうかは微妙なところですが、ボリュームゾーンとしては最も大きいところでしょう。
私がエクセルや統計、データマイニングツールを自然に使いこなしているのでわからなかったのですが、セミナーに来ている方でもエクセルをさわったことがないという人が結構な割合いました。
しかし、トレードシステムを組むために必要な関数などは限られているので、やる気次第で次の段階にはいけると思います。
とはいえ、0から1に向かうときに直面するイナーシャが大きいこともまた事実。
それゆえに、カリスマトレーダーの受け売りや有料情報に走る気持ちもわからなくはないですが、ここの段階は是非がんばって自力で乗り越えて欲しいものです。
(トレードスクールの生徒の中にも、まったくエクセルがわからない段階から、自分なりのシステムを組んで運用できるようになった例もありますので。)
2.学習途上
一般的なテクニカル分析を自分で検証してみることは、最終的には本質的な意味は持たないと思いますが、勉強としての取り掛かりとしてはそういった人真似から入るのもありでしょう。
そして、ある程度こなれてきたら、すぐに次の段階に進んでいけると思いますので、この段階にとどまっている人はそれほど多くないでしょう。
とりあえず、必要な要素が含まれている自分なりの検証ツールを作成して使い込んでみることです。
(つづく)
【KonSin】
2007年11月02日
あるべきトレードシステムの探求(2)
次回から個別の考察を加えていきたいと思います。
(つづく)
【KonSin】




