シストレAppendix
2009年02月22日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(+α)
2009年02月15日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(9)
2009年02月08日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(8)
2009年01月25日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(7)
2009年01月11日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(6)
帰納的アプローチでは恐らく、”A”近辺の値を選ぶことがセオリーと考えられるでしょう。
なぜなら、パラメータの値が少々変化してもパフォーマンスに影響が少なく、かつ正の期待値を確保しているからです。
逆に”B”近辺では期待値は高くとも、ちょっとパラメータの値が変化するだけで期待値が負になる可能性があり、運用上不安が残ります。
したがって、”A”近辺の値を採用したシステムを”堅牢なシステム”として推奨することには合理性がありますし、特に私も否定するつもりはありません。
しかし、演繹的アプローチではすでにパラメータの値は定数として決まっていますので、その値が”C”であるならば、自信を持って”C”をピンポイントで採用できます。
帰納的アプローチでは怖くて使えない値を採用できるということは、多くのシステムトレーダーがしのぎを削っている激戦区から距離を置きながら、しかも同等以上のパフォーマンスを得る可能性を有していることを意味します。
いわば、ゴールドラッシュで夢を追って必死に金を採掘している人達に、ジーンズやつるはしを売って儲ける、といった感じでしょうか。
古今東西、”勝つ仕組み”を持つ人達とそれを持たない人達とで、見えているものはさほど変わりません。
ただ、勝つ側の人間はそこから有用な知識を抽出するための”補助線”をもっており、その一本の線が文字通りその二者を分かつ決定的要因となるのです。
その補助線をどこに依拠するかは人それぞれです。
帰納的アプローチでももちろんいいでしょう。
その場合には、とにかく検証や実運用の”量”をこなすことで自信という”質”への転化を図ることが大事になってきます。
翻って演繹的アプローチでは、すでに”質”が確保されていますので、自信を持って経験の”量”を積み上げていける、そこに極意があるのです。
(つづく)
【KonSin】
2009年01月04日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(5)
2008年12月28日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(4)
2008年12月21日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(3)
2008年12月14日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(2)
2008年12月07日
改良(=パフォーマンス改悪)システムの運用(1)
一般的な考え方としては、システム改良=パフォーマンス改良となるのが普通です。
ここでいうパフォーマンスの評価項目としては、例えば下記のようなものが考えられるでしょう。
・勝率
・平均損益
・最大損失(利益)
・最大ドローダウン
・最大フラット期間
・プロフィトファクター
・シャープレシオ
・損益レシオ
・損益の標準偏差
・累積損益曲線に対する単回帰直線の決定係数
・(売買回数)
・(インデックス比較?)
などなど。
そして今回運用を開始した改良システムは、これらの項目で評価した場合、ほとんどの項目でパフォーマンスは低下していると思われます。
(私はこういう評価をあまりしないので想定ですが、ほぼ間違いのないところです。ドローダウンなどは目で見て深く大きくなっています。)
すなわち定量的なパフォーマンスに関しては”改悪”です。
したがって、これまで2年以上続けてきた”毎月利益を出す”ことを能動的に放棄することになりました。
(左のプロフィールも書き換えないと・・。)
では、なぜこんな無意味で不毛(に見える)なことをするのか?
以前にも少し書きましたが、改めて私の考えをまとめてみることにしましょう。
(つづく)
【KonSin】